1992-04-16 第123回国会 参議院 厚生委員会 第6号
○勝木健司君 次に、医療法の改正との関係でお伺いいたしたいと思いますが、現在衆議院で医療法の改正案が審議されておるところでありますが、この改正案では、医療施設機能の体系化を図るために特定機能病院及び療養型病床群の制度を設けることになっておりまして、それぞれに対して看護婦定員を定める案が出されているとも伺っておるわけであります。
○勝木健司君 次に、医療法の改正との関係でお伺いいたしたいと思いますが、現在衆議院で医療法の改正案が審議されておるところでありますが、この改正案では、医療施設機能の体系化を図るために特定機能病院及び療養型病床群の制度を設けることになっておりまして、それぞれに対して看護婦定員を定める案が出されているとも伺っておるわけであります。
しかし、来年度の国立大学の附属病院の看護婦定員の増員は全体で百名で、私は千名でゼロが一つ間違えたのではないかと思ったほどで、余りにも少な過ぎると思います。大学病院というのは、地域のほかの病院と違って、症例が少ないケースあるいは同じ症例でも重症のケースが送られてくるなど、高水準の医療を提供するセンターとしての役割を担わされています。
文部省の来年度の看護婦定員の増員要求は百三十五人と聞いていますが、これは看護婦不足が深刻化して社会問題となっているという中では極めて不十分なわけです。
それからもう一つは、今度は看護婦の待遇改善の問題ですけれども、これは看護婦定員と診療報酬に対して現状が見合っていないという状況の中でどういうぐあいに改めていくのか。こういう点に対しては既に要望が出ている中で、厚生省の取り組み、どう改革するのかということに対する期待感が非常に強かったということが感じられました。それから、特殊業務に対する報酬評価が少ない。
ここは、五十六年の四月、看護婦定員七十一名で発足しておりますが、賃金職員を含めて七十七名の実働でスタートをした。ところが、五十七年の一月、一年もたたないうちに、実働が七十二名に減ってしまって、五名も減っているという事実があるわけです。こういう実態で、医療の現場は、もうこれ以上削減をされたら、看護の内容にまで、命にまでかかわる重要な問題だというふうに指摘されているところです。
看護婦定員見合い賃金職員というのがありまして、これが六千五百五十名ございます。このうち看護婦有資格者が三千六百五十四名で、常勤職員の看護婦と定員見合い賃金職員とは内容的には全然違っていないわけです、看護婦の免許を持つ有資格看護婦でございますので。ところが、この見合い賃金職員は、その身分上非常に違いが起こってまいりますので、これを定員に切りかえることについて鋭意努力をしていただきたい。
○岩動道行君 各国立病院には、それぞれかなりの賃金職員の看護婦がおって、そして正規の看護婦定員の不足を補っていると、こういう実情にあると思うんです。しかもその勤務状態は八時間の常勤とほとんど変わらないという実情にあると思いますが、この点はどうですか。
これは私は、いずれまた後ほど文教委員会におきまして、この問題につきましてまたあらためて質問いたしたいと思いますが、このたびの国立大学の付属病院の充実、整備につきまして、看護婦定員の増加をわずか二百七十名しかやっておらないのであります。しかし、この看護婦の定員というものは、これは人事院勧告——一昨々年でございましたか、看護婦の勤務状況につきましては、人事院の勧告が出されておるのです。
そこで、今度、新生児看護婦定員をとっていただいたことは、非常によかった。けれども、それをどうして充足するのか。いまの看護体制、これは私は非常に心配なのです。准看の問題は特例法等を出しましたけれども、なかなかこれは拒否されて励行いたしておりません。
厚生省では、ほんとうは看護婦定員は二・五人に一人、これが必要だということは答弁しているのです。けれども、病院と看護婦との数でやむを得ず四人に一人という決定をしたわけなんです。ところが、いまどんどん病院がふえてきておるにもかかわらず、看護婦がふえない。そのためにいろいろな悲劇が起こっております。
さらに、看護婦が足りなくて各所に問題が起こっておりますが、これに対して赤ちゃんに四対一の看護婦定員をつけるとしたらどのくらいの看護婦さんを必要とするか、それは正しく手配できるものであるかどうか。そのことについてまず第一にお伺いしたいと思います。
どこへ行ったって看護婦定員を割っているじゃありませんか。速記録を見ているのです、あなたの言ったことの。一〇四%の充足率、とんでもないことです。私はこの問題は後日に譲ります。きょうはせかれているのです。せかれているものだから、私は発言を制限されている。けしからんと思いますけれども、仕方がない。充足しているから足らんとは思えないとは何ごとですか。
最近では、現在は看護婦定員百十四名のところに欠員が二十一名ございます。応援を今十名出しておりまして、看護婦一人当たりの患者数というものが四・六人くらいに現在になっております。それから現在退職希望者を極力慰留をいたしております。また、新採用に今努力いたしております。
○政府委員(川上六馬君) 神奈川療養所の問題でございますが、神奈川療養所は現在病床が七百四十で、入院患者が五百八十四、看護婦定員百十四名、現員九十七名でございますから、欠員が十七名ということになっておるわけでございますが、それでこの三月末までに十八人退職したいというような申し出がございましたので、現在極力慰留をいたしまして、あるいは新採用に今努力をいたしておりまして、なるべくその補充をいたすようにいたしておるわけでございますが
案文は 国立病院、国立療養所看護婦の定員確保に関する決議案 国立病院及び国立療養所看護婦定員不足の現状は勤務上支障を来す場合も多く、特に産前産後の休暇についての必要要員等其の定員確保の予算措置を講ずべきである。 以上であります。
そのためにどうしても必要人員を確保するために、一番数の多い看護婦定員に食い込まざるを得ない。このような実情がそうさしているのであります。このようなことで、大体厚生省の調査によりましても、患者数と看護婦の実働数の比率は、患者八・四名に対し看護婦一名ということになっておりますが、しかしこの中で、またさらに看護婦の実働七千名の中で、約千名近くが病棟主任、あるいは病棟婦長ということになっております。
私たちは、これを改善するために、せめてどうしても看護婦定員の中に食い込まなければならない。これは定員外に置かなければならない。こういう常勤労務者ではなくて雑仕婦さんをなぜ定員化してくれないのか。このことを痛切に望んでいるわけです。このことが一点と、いま一つは、当分は常勤労務者で看護体系を整えるけれども、将来はこれを看護婦にしたいということを言われました。
雑仕婦の数でございますが、これは百二十四名の看護婦定員の中で二十三名——はっきり記憶いたしませんが、二十一名の病棟の雑仕婦がおります。
そこで看護の補助業務に当る者のかわりとしてつき添い婦がいわゆるナース制度として、常時看護を必要とする患者、また手術直後の患者につき添いまして、現在の看護婦定員ではとうてい手の回らぬ看護をいたしているわけであります。すなわち、現在の看護態勢を補うため、また必要のため、つき添い婦制度ができたものと解釈しているのであります。
(委員長報告) 第一〇五 大阪府山田村に国民健康保険直営診療所設置の請願(委員長報告) 第一〇六 山梨県西山温泉を温泉法により指定するの請願(委員長報告) 第一〇七 結核患者に対する特別生活基準設定の請願(委員長報告) 第一〇八 瀬戸内海国立公園香川県琴平町象頭山整備に関する請願(委員長報告) 第一〇九 結核患者の健康保険適用期間延長等に関する請願(委員長報告) 第一一〇 国立療養所看護婦定員増加
次に請願第二千九百八十四号は、千葉大学の看護婦定員増加に関するものでありますが、著しい看護婦の不足のために、その労働は必然的に加重となるのみならず、患者に対する看護の万全をも期しがたい状況にありますので、定員の増加を図られたいという趣旨であります。
看護婦は定員百三十二名に対し現員百四名で二十八名の不足であるが、これは結核療養所に就業希望者の少いこと、雑役婦の定員がないため看護婦定員の予算でこれを賄つているのに起因するそうであります。要すに恵楓園に比較いたしまして、諾設備が不完全で何となく暗い感じがいたしました。